スティーブン・ダルドリー監督
あらすじ:
若いツバメとイチャついて遊ぶの超楽しいけど、のっぴきならない事情が出来たので姿をくらまします。
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毎度適当なあらすじ紹介だけど、今回はいつにもまして酷い……。大丈夫かなこれ。大体合ってはいるんだけど、ほとんど合っていないとも言えます。私の言うことなど鵜呑みにしてはいけない。
紹介文を書くにあたって、思い出す作業のためにつらつらとこの作品を調べていたのですが、今気づいたよ。これ、「名前を言ってはいけないあの人」が出ていたんだね……。全く気付いておりませんでした。そのうち書くと思いますが、私のベストムービーオブザイヤー2014は「インターステラー」と「グランド・ブダペスト・ホテル」なんです。で、「グランド~」の方に、レイフ・ファインズが出ているんですけど、何度も見たのに、全く「観たことあるなこの人」って思わなかった……ショック……。どちらも良い映画だと思っているのになあ。それだけレイフ・ファインズが映画ごとにまるで別印象の俳優だという事なのでしょう、きっと!私は悪くない!
ケイト・ウィンスレットが絶妙に老けた。元から大人びた顔でしたけども、この映画だとタイタニックよりさらに惜しげもなく裸体を披露していまして、その身体が、なんというか、くたびれたね……。タイタニックのころは童顔のディカプリオに対してケイトの顔が老けすぎているなんて批判もあったようですが、顔なんかどうでもいいよ。肌の、ハリが……!!タイタニック公開当時まだまだ思春期まっただ中だった私もこれには少々ショックでした。ケイトが年を取るはずなんだもの、私も年を取るはずだ…。
しかしもともと大人びた顔だったために、同い年の男の子と子供みたいに燃え上がる恋をするよりは、少年をたぶらかして囲い込む大人の女の役回りの方が彼女は似合ってますね。これはほめ言葉なんだろうか…?くたびれた身体ながらも(しつこい)それだけにリアルに妖艶な空気が出ていました。
プライドのために生きて死ぬというのは、はたして正しい事なのでしょうか。褒められる事なのでしょうか。私にはよく分かりません。だけど、よく分かります。彼女の守ったもの、守れなかったもの、手を離したもの、手から滑り落ちたもの。少年が大人になって、彼女と少年が同じ目線で世界を共有するようになった時、色鮮やかだった景色はひどく寒々しくて、それに気づいた彼女はひどく絶望したでしょう。それをプライドと呼ぶにはあまりに無垢な感情で、老いすぎてしまった彼女は物語のラストを迎えたのかもしれません。
ケイトの老年期の演技は本当に素晴らしかった。この人は本当に幅が広いんですね。ケイト・ウィンスレット作品ってこの映画と、タイタニックと、ピーターパンしか観ていないなあ。どれも素晴らしかったと思います。この人ってハムレットに出ていましたよね。中世貴族が似合う顔立ちしているなあ。
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しかしもともと大人びた顔だったために、同い年の男の子と子供みたいに燃え上がる恋をするよりは、少年をたぶらかして囲い込む大人の女の役回りの方が彼女は似合ってますね。これはほめ言葉なんだろうか…?くたびれた身体ながらも(しつこい)それだけにリアルに妖艶な空気が出ていました。
プライドのために生きて死ぬというのは、はたして正しい事なのでしょうか。褒められる事なのでしょうか。私にはよく分かりません。だけど、よく分かります。彼女の守ったもの、守れなかったもの、手を離したもの、手から滑り落ちたもの。少年が大人になって、彼女と少年が同じ目線で世界を共有するようになった時、色鮮やかだった景色はひどく寒々しくて、それに気づいた彼女はひどく絶望したでしょう。それをプライドと呼ぶにはあまりに無垢な感情で、老いすぎてしまった彼女は物語のラストを迎えたのかもしれません。
ケイトの老年期の演技は本当に素晴らしかった。この人は本当に幅が広いんですね。ケイト・ウィンスレット作品ってこの映画と、タイタニックと、ピーターパンしか観ていないなあ。どれも素晴らしかったと思います。この人ってハムレットに出ていましたよね。中世貴族が似合う顔立ちしているなあ。
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